〒306-0013 茨城県古河市東本町2-3-2
宇都宮線古河駅東口より徒歩8分。足利銀行古河支店斜め前

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眼鏡度数の測定

こちらでは、眼鏡に必要な度数の測定についてお話いたします。

(目次)
・来店時のご相談
・オートレフについて
・遠用度数の測定
・両眼視の検査

(予定している内容)
・近用度数の測定
・眼鏡処方箋の内容

来店時のご相談

より具合のよいメガネをお造りするために、最も大切なことは、眼鏡技術者がお客様をしっかり理解することだと当店は考えています。そのためにお伺いするポイントとしては、主に下記のようなものがあります。これらは例であり、さらに丁寧にお聞きすることもございます。

・メガネの目的は何か
質問例「何をするときに使うメガネですか?」「どんなときに必要なのですか?」

・どのような点にお困りなのか
質問例「今の見え方で不便に感じているところはどこですか?」

・何を改善して差し上げたらよいのか
質問例「もっとこうなったらよいのにということはありませんか?」

・目の健康状態、体の具合について
質問例「いま、お医者様に診ていただいていることがあれば教えてください」

・現在使っているメガネについて
質問例「今お使いの眼鏡を確認させてください」

・お仕事やご趣味などについて
質問例「お仕事でお使いになるのですね。具体的にどんな作業が多いのですか?」

そのほか困っていること、相談したいことがございましたら、なんなりとをお話し下さるとありがたいです。秘密は厳守しますので、ご安心ください。

オートレフ

眼鏡調製に必要な度数の測定は、まず機械を使って、基本となるデータを測定します。機械の中に何か絵が見え、それがハッキリしたりぼやけたりしますが、ここでは何もお答えになる必要はありませんので、リラックスして見ていてください。目を動かしたり、まぶたが瞳孔にかかっているとうまくいかないので、その際には担当者の指示に従ってください。

この機械のことを「オートレフラクトメーター(オートレフ)」と言います。最近はオートレフ検査だけでメガネを作ってしまう業者があると技術者講習の際にうかがい、たいへん驚きました。お客様には手際の良い仕事をしている印象を持たれるかもしれませんが、人間の目というものは、そう単純なものではありません。

当店では片眼5回ずつ測定しているのですが、結果にばらつきがあることは珍しくありませんし、私自身オートレフの検査値よりかなり緩やかな度数の眼鏡で満足しています。原因としては、まばたき、角膜の状態、調節の影響などが考えられます。したがって、オートレフの測定結果は参考値として扱うのが妥当でしょう。

機械を盲目的に信用し、自覚的屈折検査(お客様に見え方を確認すること)を怠ることは、信頼を裏切る行為だと当店は考えています。お客様はお求めになったメガネを通して何年も世界をごらんになるのですから、ここは時間的な都合を優先してはいけないと思います。

遠用度数の測定

続いて、自覚的屈折検査で何を行うかについてまとめます。視力表を見ていただいて、見え具合を確認しながら目の屈折状態を測定していきます。手元用の眼鏡をお造りする場合でも、この基本の度数測定は欠かせません。当店では仮枠を用い、検査用レンズを入れ替えながら、ていねいに進めていきます。多くの手順がありますので、30分程度のお時間がかかります。(お客様によって異なります)

【瞳孔間距離の測定】 ピューピロメーターという器具を使って、お客様のお顔の中心から右目の瞳孔までの距離と、左目の瞳孔までの距離をそれぞれお測りします。そして、これをもとに検査用の仮枠を調整して掛けていただきます。このとき、仮枠が曲がってかかるようであれば修正します。

【近視・遠視の測定】 まずは先のオートレフ値を基に算定した、少しぼやけるであろう度で見ていただきます。これは測定を不正確にする調節を関与させないための処置で、「雲霧法」と言います。視力表の輪(ランドルト環)の切れ目の方向を答えていただき、レンズを次々と入れ替えて徐々に小さい視標を見えるようにします。

【乱視の測定】 乱視の測定法は2つあります。1つは多数の線が中心から広がるように描かれた視標で、平らに見えるか濃くなっている方向があるかをお尋ねするものです(放射状線視標テスト)。もう1つは二重丸を見ていただき、棒付きレンズの表と裏でどちらがきれいに見えるかをお尋ねするものです(クロスシリンダーテスト)

【完全矯正度数】 精度を高めるために、レッド・グリーンテストを行います。これは赤のグループの視標がよく見えるか、それとも緑の方かをお聞きするもので、両方が同じとなり、乱視も矯正された状態の度を、完全矯正度数といいます。これはひとつの目標ではありますが、このまま眼鏡をお造りすることはありません。次に続きます。

両眼視の検査

続いて、両眼視の検査をいたします。片眼ずつの視力がいくら良くなったとしても、両目でご覧になったときに、ものが二重に見えたり、頭が痛くなったり、疲れるなどの症状が出るようでは、眼鏡としての価値がありません。当店ではより具合の良いメガネを目指して、両眼視検査を行っております。

【プリズム検査】 隠れた視線のズレがあるかどうかを確認するものです。当店ではポラテストという検査方法を採用しており、「十字視標」や「コの字視標」などを用いて、斜位の有無や程度を測定します。種類により適正とされる判断基準がありますが、最終的にはお客様が自力でどれだけ補える力を有するかを見て値を決定します。

【両眼バランスの確認】 通常の度数測定は、片眼ずつ行いますが、両眼を開いたときに少し異なってくる可能性もありますので確認いたします。左右で度数や最高視力が異なる場合は、まったく同じ見え方にはなりませんが、少しでも違和感を減らし、眼鏡を掛けやすくすることが目的です。

【必要に応じた調整】 完全矯正値は最高の視力が得られる度数ですが、それは無限遠に限ってのお話です。人はいろいろな距離のものを見ますので、1〜3段階弱めにしたほうがラクな感じになります。しかし、これも勝手にするわけではなく、お客様の履歴を拝見したり、生活の内容や必要性をお伺いしながら決定していきます。

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当店は古河市内で最も長くご愛顧をいただいている、メガネ専門店です。
国家検定「眼鏡作製技能士」制度で「一級」に合格した技術者が、責任を持って、
お客様の目的に細かく合わせ、目に優しいメガネを調製させていただいております。

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