こちらでは、フレームに関する商品知識をご紹介します。
(目次)
・フレームのタイプ
・フレーム各部の名称
・フレームのサイズ
・フレームの材質
(予定している内容)
・フレームの色
レンズと並んで重要なのがフレームです。メガネのフレームには、大きく分けて4つのタイプがあります。それぞれの特徴をまとめました。あなたのメガネはどのタイプ? そして今度一番かけてみたいのはどれ?
【メタルフレーム】 レンズの周囲をぐるっと金属の枠が包む最も一般的なタイプ。レンズはプラスチックもガラスも全て対応できます。最も強度が高く、掛けはずしの多い場合にも安心して使うことができます。かけぐあいの細かい調整もききます。
【溝掘りフレーム】 別名ハーフリム、ナイロンリム、ナイロールとも。レンズのサイドに溝を掘ってナイロンの糸で止めてあるフレームです。軽快でしゃれた雰囲気。ガラスのレンズは強度上使うことができません。かけぐあいの調整はメタルフレーム同様に可能です。
【穴あけフレーム】 レンズに穴を開けて固定しているタイプのフレームです。素顔感覚で掛けられます。繊細なため、お子様や掛けはずしの多い場合には、あまりおすすめできません。ガラスは不可。プラスチックの中でも素材により向き不向きがあります。調整には時間がかかることがあります。
【プラスチックフレーム】 セルフレームともいいます。良くも悪くも目立つのが特徴といえます。掛け具合の調整に最も限界がありますので、お店の人とよくご相談のうえで、お選びいただくのがよいと思います。破損した場合の修理は難しい場合があります。
メガネが壊れて、お電話でご一報くださる際、どのような状態かは、なかなかお話できないと思います。また、ホームページや雑誌を読まれるときに、メガネの各部分の名前がわかっていると便利だと思いますので、ここにまとめてご紹介します。
【リム】 ふちのことです。英語で「周辺」という意味です
【ブリッジ】 レンズとレンズをつなぐ橋にあたる部分です
【クリングス】 鼻当て。アームとパッドでできています
【テンプル】 つるのことです。英語で「こめかみ」
【智(ち)】 レンズとテンプルをつなぐ部分。ヨロイとも
【丁番(ちょうばん)】 ちょうつがいを慣習的にこう呼びます
【モダン】 先セルともいい、メガネを耳にかける部分です
メガネに、52□16−140のような数字が書かれているのをご覧になったことはありませんか? これはフレームのサイズを表しています。最初の数字は玉幅(レンズの横幅)、真ん中の数字は鼻幅(ブリッジ幅)、最後の数字はテンプル長(つるの長さ)を意味します。ただし、メガネを掛けているうちに擦れたり、汗などで塗料がはがれて読めなくなってしまうことがありますし、最初から表記のないフレームもありますので、ご了承ください。
レンズの天地幅(上下のサイズ)の記載は特にないのが現状です。なぜかというと、もともと同じ型番のものをサイズ指定するためのサイズ表記だからです。それをいうなら、同型で長さの違うテンプルをそろえているフレームもめったにないのですが、そこは眼鏡店からの要望があったからなのでしょう。ちなみに、先セルの部分を伸ばして曲げなおすことにより、屈曲部をずらすことは、ある程度可能です。
智(横に張り出した部分)のデザインにもよりますが、レンズの幅×2+鼻幅でトータルのフロントサイズが計算できますので、紛失などで前と同じサイズにしたいと思うなら、覚えておかれてもいいと思います。ただ、数字が読めなくなってしまったり、忘れてしまっても、当店には記録がありますのでご安心ください。
フレームの材質は、かなり種類が多いので、ここでは、ほんのさわりをご紹介したいと思います。金属と、プラスチック類、その他に分けてお話します。
金属は、大きく分けて、合金、チタン、形状記憶の3種類あります。それぞれの特徴をひとことで表すとすれば、合金が安価、チタンが軽くて丈夫、形状記憶がしなやかということができます。当店ではチタンが主流になっています。ところで金の眼鏡には、金メッキ、金張り、18Kなどの種類があります。
プラスチック類は、昔はセルロイドという素材(「セルフレーム」という名前の由来)でしたが、現在はほとんどがアセテートという素材になっています。韓国製や中国製のプラスチックフレームにはTR−90という超弾性樹脂を使用しているものが多いようです。そのほかには鼈甲(べっこう)があります。これは、もう取れないので希少です。
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当店は古河市内で最も長くご愛顧をいただいている、メガネ専門店です。
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